ASDっぽいので調べてみた

大人になってからASDっぽいってことに気がつきました。

#4 ASDと普通の人の見え方(視野)の違い

概要

普通の人

そこに何かがあることに、社会的な意味づけ(関連付け)ができる。
関連する意味づけの中に物事を置くことができる。
つながって物事が見える。

自閉症スペクトラム

自分の中の小さな世界の中で物事を完結させようとする。
社会的なつがなりがなかったとしても気にしない。
自分の小さな世界を優先させる。
ただ、何かがある、としか映らない。
周りとの関連性がなく、ただ物として存在するだけに感じる。

★今回はこちらの動画を参考にさせていただきました。
ASDと普通の人の見え方の違い【自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群】【発達障害】 - YouTube

気になったコメント

僕らはできる人と比べて必要以上に頑張り苦しむ必要はないので。
主には得意なものだけを伸ばせばいいと思います。
後は人との違いをきちんと自分の中でだけ理解をしておくだけ。
人は理解をしてはくれないので、どれだけ自分が自分のことを分かっているのか分析できているのかで全然、自分も救われていくと思います。
視野が広がればいずれ楽になったり、わかってくる事だとも思うし。

感想

物事を関連づけて捉えにくいというのはあります。
言われて初めて気づく、みたいなことも多いです。
「そうか、そういう意味だったのか」とかしょっちゅうあります。
物事を線や面で捉えず、点で捉えるせいか、そこからの広がりが見えない、という感覚。
この話の延長として、他人とのコミュニケーションの中で、関連づけて話を広げたり、質問するのも苦手です。

これは周りからしたら結構しんどい気がしてます。
「普通に見たらわかるだろ」てことがわからないですし、実際そう言われたこともあるくらいでして。
周りからしてみたら、それに対して説明しても「そんなこと考えてなかった」って反応が返ってくるわけでやるせないというか何というか。
「1から10まで説明しないと理解できないのかよ」って感じると思います。

一方で、自分自身での対処方法は難しい。
何しろ自分では気づいていないのだから、その視野の狭さに。
そうなると、「自分で気付け」と言われても辛いですし、そもそも自分1人でできることに限りがある感じです。
これはもう、自分の捉え方について自分で理解して、自分が改善するのももちろんながら、周りにきちんと説明して、ある程度許容してもらうような方向性しかないのかもしれないですね。

#3 隠れアスペルガーなるものの特徴

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概要

【まずはASDの特徴をおさらい】

1 社会性がおかしい
  周りの人と関わる時に適切な行動ができない
2 コミュニケーションに難がある
  相手の言ってくれることがわからない
3 想像力に難がある
  状況のイメージできる範囲が狭い

【隠れアスペルガーの特徴】

・本人の中では困っているという実感があるが、周りの人の認識とずれてしまう
・周りにうまく合わせられなくて困ってしまう
・いっそのこと病院で診断をしてほしいと思っている人も多い
・社会の中に溶け込むぎりぎりのラインにいる
 →社会に溶け込める環境を作ることが大事

ASDが苦手意識を持たない職場環境】

1 自分だけで完結する仕事(ex. フリーのライターとか)
2 マルチタスクを避ける、なるべくシングルタスクにする
3 急な変更の少ないルーティンワークができる
4 雑談がいらない

★今回はこちらを参考にさせていただきました。
隠れアスペルガーの特徴【発達障害グレーゾーン・ASD・自閉症スペクトラム】 - YouTube

感想

自分の場合はそこまで重度ではなさそうなので、まさにグレーゾーンにいるというか、隠れアスペルガーみたいな形だと思われます。
実際、何となく生きづらいし、周囲とうまく合わないこともたまにあります。
これもあくまでも自分で認識できている範囲での話なので、周りから見ると、もっと「こいつちょっとおかしいな」という見られ方をしているのかもしれません。

症状が明確ではないと診断もはっきりしたものが出ない可能性もあるようなのですが、いっそのこと白黒つけてほしいっていう気持ちもわかるような気がします。
まあ、はっきり診断が出てしまうと、それはそれでもう仕方ないし直しようがない、と変に開き直ってしまう心配もあるので、そこは難しいところです。
何でもかんでもこれのせいにしてしまうのは、ある意味逃げているだけのような気もしますので。

職場の環境は難しいですね。
私の職場でかろうじて当てはまるのは4番くらいなもので、あとはなかなかこのようにはいきません。
でも、自分の仕事ぶりや得手不得手を考えると、確かにここに特徴としてあげられている職場であれば何とかやっていけそうな気もします。

さらに言うと、
1番については、自分だけで完結する仕事を意識的に区別して切り分けることで、そういう仕事をうまく自分の仕事の中に緩衝材的なものとして散りばめられると、多少は総体としての負担感は減る気がします。

2番については、やるべきことを整理してできるだけ同時に処理しないようにする、うまく優先順位をつけることが必要そうです。まあ、いろんなことがあるだけでわけわからなくなって、そもそも多数の物事の整理や優先順位づけに難があることも多いのですが...。

3番については、極力予定や見通しを立ててやるくらいでしょうか。ルーティンワーク最高!って思っていて、できる限りどんどん枠にはめて仕事を処理していきたいと思っているため、それも工夫の余地がありそうです。

そんなこんなで、隠れは隠れなりに、うまく折り合いをつけてやっていけるといいな、と思っています。

#2 ASDの顔つきの特徴

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概要

(1)小さい時から顔立ちが整っている
   ほりが深めの顔だち

(2)小さい時は顔立ちが整っていない
   全体的なバランスがとれていない
   40代50代になると渋いいい感じの顔立ちになる

★今回参考にさせていただいたのはこちらです。
顔つきの特徴【アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム(ASD)・発達障害】 - YouTube

感想

何となくですが、自分にも当てはまっています。

まず、ほりが深い。
全く外国人の血は混ざっていないのですが、学生時代にはトルコっぽいとか謎の例えをされることが多く、どうやら一般的な日本人と比べるとなんだか外国人っぽい顔立ちのようです。顔立ちが整っているのかどうかはわかりませんが。

あと、若いうちにある程度顔立ちが完成するのか、歳をとっても逆に老け込みにくい、みたいなこともあるようです。
その意味でも自分も歳の割に若く見られることが多かったです。社会人になってからしばらくたってから大学生に間違われるとか。今でもたぶん10歳とまではいかないものの、7〜8歳は若く見られることもあり。

なぜそういう顔立ちになるのか、っていうのはわかりませんが確かに自分もあてはまってるかも、と思ってます。

あと、これは特に参考にした動画には言及がなかったのですが、比較的、声が高いというのも一つの特徴としてありそうなんですよね。もしかしたらそれにも言及されているものがあるかもしれませんが、いくつか動画を見てると声質については、自分と似たようなものを感じます。本当は声が高いと変に落ち着きなく見えたり、軽感じられるのでどうにかしたいところではあるのですが。

そんなこんなで、ちょこちょこ当てはまるところはあるようです。

#1 アスペルガー症候群の話し方の特徴

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話し方の特徴

1 まわりくどいスタートから終わりまで1から10まで全部話さないと気が済まないプロセスまで全部話すからわかりにくい。
2 その場に応じた話し方ができない。いきなり難しい言葉を唐突に使う。相手に対して威圧的に感じるような何言ってるかわからない言葉を使う。
3 あいまいな話をするのが苦手。ここは言わない方がうまく話がまとめられる。ここは少しぼかした方が相手の気を損なわない。おかいましに自分のペースで話してしまう。

★今回参考にさせていただいたのはこちらです。
 https://www.youtube.com/watch?v=tVAPqjTQ5bs

youtube上での参考になったコメント

回りくどい話し方になるのは2つのパターンがあると思っています。
1つは自分の気持ちを正しく伝えようとする事。
いくら話しても正確ではないと感じてしまうので手を変え品を変えいろんな言い方をしてしまいます。
結果として話が長くなり、しかも言っていることが分からないという残念な事態に。
もう1つは、相手を気遣ってのこと。
言い方をがどうしてもストレートになってしまうため、
それを和らげようとするあまり、余分ない言い回しが増えて回りくどくなってしまいます。

あるあるレスポンス
☆「聞かれたことにYESかNOか分からないで答えて」
☆「こちらの聞かれたことに答えて」
「分からないときはこちらから聞くから、逐一全部話さなくていいよ」
「そんなに堅苦しくなくていいよ」
「難しく考えすぎだって」
山ほどありますが、☆を意識するだけでかなり変わりました。(ホウレン草関係ですが…)
聞きたいことがあるから話し相手はきいてくるわけで、その相手は「何を目的で聞いてくるのか」って意図を汲み取る事の大切さを痛感しました… 

僕もASDですが頭の中で文章を完成させてからじゃないと話せないですね。

感想

特徴は3つとも当てはまる気がします。
1と3は連動しますが、話さない部分があると正確に伝わらないのではないか、という恐れがあります。
また、適度に省略すると言った場合の「適度」の感覚がわからず、安心感を得るために全て話したくなってしまうというのもあります。
あいまいな言い方というのも、それを織り交ぜながら会話をするといった発想がそもそもなく、全部同じレベル感で説明してしまっている気がします。
2もあえて難しい言葉を使うかどうかはともかく、相手の状況を考えず、自分が話したい内容を話す、表現を使うといったことが多く、それが相手に対して唐突感があったり、理解の妨げになっていることはありそうです。

対処方法

特徴の1については、例えば他人から質問された場合、とにかく結論を先に言う、YES/NOで答えられるのであればまずYESかNOかを伝えるって方法があると思います。
理由とか根拠とか説明するのはその後。
これは別にASDに限らず、一般的に言われていることですが、まずは結論や自分のポジションを明確にしてから話すことで、その後の説明が相手に聞いてもらいやすくなります。
結論を言った後の説明であれば、理由や根拠の説明になります。
一方、結論を言わないまま話し始めると同じ内容でも言い訳っぽく聞こえてしまいます。
そういったことを避けるためにも、まずは結論や回答をはっきりさせることを心がけたいところです。

2と3については、自分にはそういう傾向があると、まずは自覚するしか手がなさそうです。
また、どちらも主軸は自分がどうしたいか、どう話したいか、というところにあるため、少し時間を取って、相手が求めているものは何か、を自分がどうしたいかとは切り離して分析できるようになるとだいぶ違ってくるように思います。

生きづらいと感じたなら、それは発達障害が原因かもしれない

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大人になって今更なんですが、ここ数年生きづらさをずっと感じていました。
そんな中、身近な人に指摘されたのをきっかけに、自分が発達障害の中でもASD、特にいわゆるアスペルガー症候群ってやつなんじゃないか、と気づきました。

いくつか本を読んでみると、まあ思い当たる節がありまくり。
いやぁ、これはそうでしょう、と。
傾向としては受動型のアスペルガーと思われます。

ただ、社会生活において一般の人と比較すると若干の不具合はあるものの、何か大きな問題が発生しているわけではありません。
その意味ではまだいいのかもしれませんが、いかんせん一度そういう指摘を受けると、もう、そうとしか思えず。
かといって障害の一種だからどうにもなりません、と諦めてしまうのにはちょっと不具合が大きいので、これは多少なりとも何とかしたいな、と思った次第です。

そんなわけで、発達障害のことを学びつつ、どのあたりが自分にも当てはまるのか。
また、今後生きにくさを解消するために、どうしたもんかな、というところを整理していけたらいいな、と思っています。
実際、自分の特性によって周りの人に迷惑をかけているっていうのもありますしね。

自分的には重いテーマなんですがゆるゆる更新していけたらいいな、と思ってます。